ミライ会議2021 Vol.5(12/16開催)イベントレポート

あけましておめでとうございます!学生スタッフの田口です!
今回は12月16日に行われた【ミライ会議2021 Vol.5】について書こうと思います!

ミライ会議とは

数ヶ月に一度行われるミライ企業プロジェクト関係者が参加するイベントで、参画企業同士が集まり、毎回異なるテーマに対して学び、理解を深めていくという会議です。コロナウイルスが感染拡大していた時期はオンラインでの開催でしたが、感染対策を徹底した上で前回から対面での開催になっています。今回のミライ会議も前回と同様、京都にある株式会社ウエダ本社さんへお邪魔させてもらっての開催となりました。

今回のテーマは、「ミライのコミュニティのありかた」です。その中でも、共感コミュニティ通貨eumo(ユーモ)についてのインプットトークを行なった後、学び場「とびら」へ移動し、スタディツアーを行いました。

初めにウエダ本社では、eumoについてインプットトークをした後、各グループでそれぞれ感想共有をしました。インプットトークでは株式会社ウエダ本社の岡村社長とリモートで株式会社eumo代表の新井さんにそれぞれお話ししていただきました。

共感コミュニティ通貨eumoとは、ためるお金から循環するお金へ「幸せになるための手段」とお金を再定義し、共感資本主義の実現を目指す新しい電子マネーです。

僕が一番印象に残った言葉がありました。それは、新井さんの「正直者がバカを見ない社会を作りたい」です。これはeumoを作るにあたっての一つの目標だったそうです。

僕自身も過去に真面目な人がなんで損をしたりするのだろうと感じることが多々あり、理不尽な世の中だと思っていましたし、これはどうしようもないことでその中で生きていくものだと思っていました。ですが、そんな正直者に対してバカを見ない社会にできる手段があるのがということ知りました。そしてこれからもっと多くの人がeumoのことを認知し、使うお店や人が増えていけばいいなと思いました。

また、各グループでミラプロの中で使ってみたらすごく面白そうだし使ってみたいねというふうに話していました。

場所を移動し、「学び場『とびら』」では株式会社夢びとの中田さんにご登壇いただき、お話をしてもらいました。税理士事務所の代表をしている傍ら、「学び場『とびら』」を作り、育休や子育てしている方などが気軽に集い、そこに学生も集まることで何か新しいことを生み出している場を提供しています。

話を聞いて、「凄い」の一言に尽きるなと感じました。僕が今まで当たり前と思っていた、会社に勤めてその組織の中で働くといったことが実は日本では当たり前であっても世界などと広くみてみると当たり前ではなく、さまざまな働き方の選択肢があり“ミライの働く”はこういったことなのかと感じました。僕は「価値観や常識を破壊された」というふうに感じました。笑

今回のミライ会議はとても濃い半日となり、終始ミラプロらしい和気藹々とした雰囲気で行われていました。これは僕自身が感じたことでもありますが、参加していた社員の方もおっしゃっていました。ミライの働き方について改めて考え直すきっかけになりましたし、これから働く僕にとって、今後このような働き方をする企業が増え始めてくるのだと感じました。

これは毎回参加して思うことではありますが、すごく勉強になった時間で、とても良い時間を過ごしたなという風に思います。今回は、新しい通貨のあり方やこれまでの価値観に捉われない働き方について実際に経験している方からの話を聞き、多様な働き方があるのだと勉強になりました。これから社会に出るにあたって、今までの常識や価値観にとらわれることなく、自分が進みたい道やしたいこと、挑戦したいことについて臆せず突き進んでいこうと思いました。

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ミライ企業プロジェクト事務局

ミライ企業プロジェクト(略して「ミラプロ」)とは、若者と中小企業のミライが共に広がるプラットフォームを創るプロジェクトです。

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