学生メンバーの大熊です。先日、今年度初のミライ会議をQUINTBRIDGEにて開催しました!今年度で10年目に突入するミライ企業プロジェクト(略してミラプロ)は、年間スケジュールをあえてほぼ真っ白にし、大枠を設けず、参画するミライ企業の経営者・社員、学生などみなさんが自由に議論したいこと、挑戦したいことをできる場として新しい試みを始めました。
まず始めに、ミラプロの今後の展開を考えていくにあたり、伴走いただいている「組織開発コンサルタント」の黄さんに『ミラプロ農園構想』、つまり関わり方も育て方も人それぞれで自由な農園がミラプロだというお話をうかがいました。
私は、やっとこの不思議なコミュニティが言語化された気がして、妙なすっきり感がありました。黄さんのお話でも、ミラプロのWEBサイトリニューアルに尽力された株式会社ナオミの田中さん(ナルさん)のお話でも、「共に育てる」ことがキーワードだと感じました。
その後、有志4人のプレゼンテーションがあり、4つのグループに分かれてディスカッションしました。最初は3つのグループでしたが、議論途中でも、グループが4つに増えたり、3つに減ったり、グループを移動できたりといった自由さがミラプロらしさだと思いました。その4つのグループとは、以下の通りです。
①大人の遠足
②社員の同期形成
③若者と企業が自然体で関われる居場所づくり
④複業
①は、大人の夏休みをテーマに、柔軟な頭を養い、会社に新しい風を吹かすことを目標に、踊りや歌、農業、化石堀りや、絵、書道パフォーマンスなどの案が出ました。また、マシュマロチャレンジというパスタとマシュマロを使ってチームビルディングを学ぶといった案もありました。最終的には7月にアイデアを持ち込んで何かを実施されるようです。
②は、旧ミラトーーク!!(経営者は出禁で社員のみで企画・運営するイベント)のように、社員同士がお悩みを共有したり、やりたいことを形にする場を作り、最終的には知り合いを増やし、価値観を広げることを目標に月1回飲み会を開催するのもいいのでは?という案が出ていました。
③は、学生同士のコミュニティを作り、もっとミラプロに参画してもらえるようになることを目標にディスカッションしました。ポイントは、「学生と社会人が対等な立場で1人の人間として対話できる場になること」です。案の1つ目は、遊びを通して社会を知るということで、例えば、本格的なキャンプをすること。2つ目は、学生を巻き込んで何かを企画し、それを社会に活かせるようにミラプロの社員の前で発表するといったものです。
④は、複業をミラプロ内でトライアルしてみて、ハードルを下げる案が出ていました。また、やりたいことや強みの見える化について、次回改めてグループのみなさんで打ち合わせをするそうです。
今回参加して印象に残ったのは、全員が感想を述べるシーンでミラプロの雰囲気がやっぱり好きだという方が何人もいらっしゃったことです。計画が白紙状態であっても議論が活発化するのは、多様な意見を受け入れたり、「それおもしろい!やってみよう!」と、お互いが認め合える土壌があるからだと思いました。