Misson私たちのミッション

若者がミライを創る地域企業に入り、その企業と共に地域発展などの理念実現に向かって挑戦していく。そんな社会を実現するために、私たちにできることはなんでしょうか。

ミライ企業プロジェクト(略して「ミラプロ」)とは、若者と中小企業のミライが共に広がるプラットフォームを創るプロジェクトです。私たちのミッションは、従来の企業規模の大、中小といった画一的な大企業志向の価値観ではなく、経営理念を実現することを目指す地域企業に目を向け、「共にミライを創る」ことを通じて、若者と「働く」価値観を耕していくことです。そしてそのために人と地域社会のより良いミライに向けて本気で取り組む中小企業を「ミライ企業」とブランディングし、ミライ企業と若者のミライが共にひろがるプラットフォーム創りを2013年から進めています。

企業や行政・大学などと協働で、ミライ企業を広く社会に伝え、未来を担う若者の力を引き出し、そして両者を繋ぐなどより良いミライづくりのためのイノベーション・プラットフォームを目指して、このプロジェクトを全国に拡げていきたいと考えています。若者以上に親やまわりの大人の大企業志向が強いこの日本において、地域発展などの社会的理念実現に本気で挑戦している地域の企業に目が向きつつある時代に、私たちは地域にとって、そしてこの日本にとってより良い未来を全国の同じような志を持った仲間と共に創っていきます。

今では仲間は沖縄を始め兵庫(淡路島)、京都と拡がってきていますが、同じ思いを持った仲間とさらに全国に拡げていきたいと思っています。

Indicatorsミライ企業が目指す3つの力と11の項目

ミライ企業プロジェクトでは、「3つの力と11の項目」という独自指標があります。この指標は200年以上の長寿企業が持続的に発展していく要因を分析した結果から生まれました。

ミライ企業プロジェクトでは、この11の項目を高め続ける企業が「ミライ企業」として参画しています。社会的理念を持ち、多様な人材・チームの育成に力を入れながら、持続的に事業を成長させている企業がミライ企業です。もちろん、ミライ企業によって特徴はそれぞれ違うので、お互いに学び合いながら成長していくことを目指しています。

ミライ企業が目指す3つの力と11の項目

社会的理念力

社会的理念を持ち、経営者自らがその理念にコミットし、社内に浸透させる努力をし続けている。
  • 理念の明確性
  • 理念の浸透性
  • 社会(地域)貢献性

自律協働型組織力

多様な人材の育成に力を入れ、社内外のチーム力を高める人間関係づくりを推進している。
  • 人材育成
  • 関係性
  • 多様性

持続的革新力

独自の強みと収益の仕組みがあり、顧客視点で新しいことに挑戦し続けている。
  • 独自性
  • 収益性
  • 顧客志向
  • 戦略性
  • 協働性

Historyこれまでのあゆみ

2013

  • 4ミライ企業プロジェクト発足・事務局を開設

    若者の雇用や地域の未来に関心を持つ有志が集まり、プロジェクトがスタート。約1年かけてミライ企業の指標となる「3つの力と11の項目」を作成しました。

2014

  • 8一般社団法人ミライ企業協議会を設立

  • 11ミライ企業図鑑WebサイトOPEN

2015

  • 2「ミライ企業図鑑」創刊

    プロジェクト発足時からの念願だった「大学のキャリア教育の授業で使える教材」がついに完成しました。

  • 4大学での授業がスタート

    ミライ企業図鑑を使った大学での授業がスタートしました。2015年度は10大学で講義を実施しました。

  • 4「ミライスタディツアー」初開催

    ミライ企業の会社見学を通して学び合うプログラムがスタート。お互いの会社を見学することで「自社ではどんなことができるだろう?」とミライ企業同士が高め合うことができます。

2016

  • 3ミライ企業合同説明会「ミライの日」初開催

    ミライ企業と新卒で働きたい学生が集まる合同説明会がスタート。この日を「ミライの日」と名づけ、単に採用活動を行うのではなく、お互いの人となりを知ることができるミライ企業らしさが詰まったイベントです。

  • 10「ミライ企業フェスタ」初開催

    ミライ企業が集合してディスカッションを行う交流イベントを初開催。その後ミライ会議へ発展。

2017

  • 6ミライ人財交流プログラムがスタート

    ミライ企業間で社員をシャッフルし、実際に別のミライ企業で働いてみるプログラム。 今までは主に経営者同士の集まりでしたが、ここから社員同士が交流を深める場へとミラプロが深化していきました。

  • 11「ミライ会議」開催

    旬な経営テーマについて企業の経営者と社員がディスカッションする場。「エンゲージメント」「働き方改革」「心理的安全性」などのミラプロらしいテーマをみんなで話し合いました。

2018

  • 9「ミラトーーク!!」初開催

    ミライ企業の社員だけが集まり、スタディツアーを通じてお互いの企業から学び合う場がスタート。経営者は出禁のイベントです(笑)

2019

  • 4学生スタッフ参画

    学生と社会人がゆるく話すイベント「ゆるみら」の企画・運営や、「ミライ会議」の運営、ミライ企業図鑑を使った授業の同行など、さまざまなプログラムに学生スタッフが関わっています。

2020

  • 2「ミライのツバサ」初開催

    就職活動を終えた学生たちが、自身の就職活動の体験談を後輩たちに語る就活応援プログラムを初開催。学生が主体的にイベントの企画・運営を行なっています。

  • 4分科会による企画がスタート

    ミライ企業が興味関心のある「キャリア教育」「採用」「人と組織の成長」「研究開発」「交流」といったテーマに分かれての活動がスタート。分科会から学生やミライ企業の社員が学び合う新たなプログラムなどが生まれました。

2021

  • 4分科会による企画が深化

    2020年の分科会が深化し、新たに「キャリア教育」「ミライ就活」「人と組織の成長」「研究開発」「交流」のテーマで活動。ミライ企業図鑑を用いた授業の続編となるプログラムや、オンラインを活用した学び合いの場など、学生とミライ企業のつながりが深まりました。

2025

  • 企業の枠を超えて地域の人事部に

    企業の枠を超えて、ミライ企業同士でジョブローテーションや社会人インターンを実践。それぞれの社員が多様な仕事、働き方を体験し、成長できる環境をつくります。

  • ゆるい交流の機会が広がる

    合宿での焚き火トーク、農業体験、花火大会、お祭りなど、ミライ企業の経営者・社員・学生がゆるく語り合える場が増え、淡路島、京都、熊野、沖縄などさまざまな地域に広がっています。

  • 「働く価値観を耕す」オウンドメディア

    ミラプロ経営者、社員の仕事観に触れながら、働く意味を考えるオウンドメディアを学生・社員と一緒につくり、一人ひとりの働く価値観を深めていきます。

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