こんにちは!ミライ企業プロジェクト大阪事務局学生スタッフ大熊です。ミラプロには5つの分科会がありますが、その一つ、若者のキャリア教育について考えるキャリア教育分科会で先日、新たなイベントを行いました。
“ミライオリエンテーション”とは?
「懐話ふだ」というカードを使って、社会人と対話しながら自分を知ろう!というイベントです。具体的なゴールは、「過去と現在の自分を振り返ってアウトプットしながら自分を再認識し、未来のアクションを選択すること」と設定しました。
将来やりたいことがわからず、不安な気持ちを抱えている若者が多いことに問題意識を持っていたので、解決したいという想いからミライオリエンテーションは生まれました。
もともと、私が5月にミラプロとは別で、1ヶ月間自己分析セミナーを受けていました。
そこで対話の重要性に気づいたので、セミナー内容を共有・提案し、それをミラプロらしくアレンジするために話し合いを重ねて、懐話ふだと対話を組み合わせたイベントとして一から作りました。大学のキャリア教育の授業でミラプロのイベントについて積極的に広報をしていないこともあったので、①大学の授業⇒②オリエンテーション⇒③ミラプロイベントにつながるような構想でこれからも動いていきます。
イベント当日の様子
このイベントはNPO法人JAEの場をお借りして、新型コロナウィルス感染症対策を実施した上で対面開催しました。
具体的な内容としては、社会人と学生が混じったグループに分かれて、幼少期、学生時代、ここ最近という時間軸で社会人と対話しながら、机の上に並べられた懐話ふだのテーマをもとに学生が過去・現在のエピソードをアウトプットする時間を1時間取りました。その後、話したエピソードを整理して、未来のアクションを決め、グループみんなの前で宣言するということをしました。
参加学生の声
- 自分を見つめ直す良い機会だったし、新たな自分の発見につながった。
- 人と話す実感が得られて良かった
- 他の人のエピソードや社会人ならではの意見が聞けて参考になった
成り行きではありましたが、初めてリーダーの立ち位置として、対面イベントで進行役というのも初めてで、初めてのことだらけでしたが、無事イベントが開催できたことに達成感を感じます。
今までサポート役しか向いていないと思っていましたが、責任感を持って最後までやり遂げることも自分はできるのだと自信になりました。
企画の段階で考えていた参加者をどのような状態にもっていくかという目標が、参加者の声からもわかるとおり、意外とすんなり達成できたこと、自分も楽しめたし、学生、社会人関係なく楽しんでもらえるイベントにできたことがとても嬉しかったです。まるで会場全体で家族になったような温かい雰囲気で楽しくイベントを終えることができて、本当に良かったです。
参加学生にはミライオリエンテーションをきっかけに自分と対話することを続けていってほしいと思っていますし、自分も頑張ろうと思っています。