学生スタッフの平田 空海弥さんは現在、大学3年生。とても話し上手で、問いかけにハキハキと答えてくれる。これほど話せるようになったのは、ミラプロに参加したからだそう。ミラプロで自身に起きた変化やミラプロの魅力について聞いた。
ミラプロに参加したのは固定概念を覆されたから
――ミラプロに参加したきっかけは?
大学2年生の6月頃に、ミラプロ代表の佐々木 研さんの出前授業に参加したことがきっかけです。佐々木さんの授業を受けるまでは、「社会人は一つの仕事を続けてキャリアを積んでいくもの」というイメージがありました。
でも、佐々木さんはさまざまな仕事を経験していて、僕がイメージしていた大人とは違っていたんです。「大人でもやりたいことをやっていいんだ」と固定概念が壊されました。佐々木さんともっと関わってみたくて、授業後に声をかけました。
後日、お会いしたとき、ミラプロで学生スタッフを募集していると伺ったんです。当初は、参加するか悩みましたが、学生スタッフとして活動するうちにおもしろくなってきました。
――ミラプロでの活動内容
ミラプロに参加して1年2ヶ月ほどですが、本格的に運営スタッフとして活動を始めたのは、2024年4月です。
今年度は、ミライ会議を毎月開催していて、7月のミライ会議では、僕が企画を提案して「楽しい人生とは?」「夢を叶えるとは?」「リーダーシップとは?」など、テーマごとにグループで話し合ってもらいました。
この企画は、佐々木さんに紹介していただいた別のイベントでのイメージ共有が楽しかったので、ミライ会議でもやってみたらおもしろそうだなと思い提案しました。
それぞれのグループには、必ず経営者と社会人、学生が混ざるようにしました。初参加の学生も多かったのですが、「何もわからずに参加したけど、めっちゃおもしろかった」、「勉強になった」という声をもらい、僕が誘った友達も「また行きたい」と喜んでくれました。経営者もおられるので緊張しますが、楽しい企画になりました。
多くの人との交流で自分の成長を実感
――ミラプロに参加して学んだこと
成功には、いろいろな解釈や道があっていいということを学びました。チャレンジする人生もありですし、穏やかな道を選ぶ人生だってあります。一口に「成功」といっても、いろいろなルートがあると知れたことは、すごく学びになりました。
そして、自分でも実感できるくらいコミュニケーション能力が上がったんです。人前で話すことが苦手でしたが、多くの経営者や社会人とお話しする機会が増えたことで、人前でも話せるようになり、場を和ませることもできるようになりました。
ミラプロに参加するまでは経営者と関わる機会が無かったので、初めは緊張して、自分から話しかけることができませんでした。でも、株式会社TRUST Relationでのスタディツアー終了後、バーベキューをしたときに専務取締役の武田 和也さんとお話しする機会があったんです。以来、ずっと助けていただき、武田さんのことを親戚のおじちゃんのように頼りにするようになりました。
それから少しずつ経営者ともコミュニケーションが取れるようになって、今では緊張せず話せるようになりました。自分でも成長したなと感じています。自分と違う考え方や人生の話を聞くのが好きなので、さまざまな社会人とお話ができて楽しいです。
個性的で自由、そして挑戦し続ける。ミラプロの大人たちは魅力的
――学生から見た、ミライ企業の魅力
多様な個性を持つ人が集まっているところがミライ企業の魅力です。物事に対する考え方が一人ひとり違うから、いろいろな話を聞いて刺激を受けています。経営者や社員さんとお話すると、その方のことも尊敬できるし、企業の取り組みに共感することも多いんです。
また、ミライ企業には新しいことに前向きで、自由なイメージがあります。経営者のみなさんの人柄に触れて、一緒に仕事をする場合、思い切ったことに挑戦できる機会がたくさんありそうだと感じました。
僕の目標は、精神疾患を患う人のカウンセリングを仕事にすることです。たくさんの経験や知識を持つミラプロの方々と協働することで、自分の考えを実現できるかもしれません。そこで将来は、ミライ企業に入社したいと思っています。
――学生が起こすミラプロの変化
最近は、出前授業をきっかけに、ミラプロのイベントに参加する学生がとても増えました。続けて来る人が多いのは、株式会社やりまっせの増本 和香さんの影響が大きいと思います。企画力や話す技術がある増本さんは、ミラプロのキャプテン。同世代なので、学生にとって身近な存在です。
今年のミラプロは、やりたいことを全部やろうと盛り上がっています。学生からは「運動会をやりたい」、社会人からは「スタディツアーを復活させたい」という希望が。学生と社会人が一緒に企画して、計画を実行中です。