困っているときはお互い様で助け合う。素敵な人が集まるミラプロは「めっちゃ楽しい」

中島 帆香さん

大学2年生の中島 帆香さんは学生スタッフとなってまだ半年だが、参加できて「めっちゃ楽しい」と話す。ミラプロの大人について触れる際、ことばに尊敬の念が表れるのが印象的だった。出会った大人たちを慕いながら、自分の道を歩み始めた中島さんに、ミラプロの魅力や関わり始めた意外なきっかけを熱く語ってもらった。

始まりは「魅力あふれる佐々木さんと話したい!」

――ミラプロに参加したきっかけは?

在学している大学で3回行われた、ミラプロ代表の佐々木 研さんが担当した経営学概論の出前授業がきっかけです。授業をする佐々木さんの佇まいに惹きつけられました。「話してみたいな」と思いながらも初回は話しかけることができず……。

2回目の授業では前方の席に座って、発言もしました。佐々木さんの話や人柄にも惹かれて、すごく楽しい授業でした。「佐々木さんと話したい」という思いが膨らみ、授業後に近くに行くと「今日もしっかり聞いてくれてありがとう」と佐々木さんから声をかけてくださって。そのときにミラプロを紹介してもらいました。ミラプロに参加することになったのは本当にたまたまです。

初めて参加したミラプロのイベントは2024年の6月。社会人が多い回だったので、馴染めるか不安もありましたが、学生主体で社会人と一緒に活動する機会は、ほかにはないだろうと感じました。

今後のキャリア形成にも役立ちそうだなとも思い、ミラプロの活動を続けることに。学生スタッフにならないかと誘われたので、せっかくならと引き受けることにしました。

――ミラプロでの活動内容

学生が出した企画を、最終的に佐々木さんや武田 和也さん(株式会社TRUST Relation 専務取締役)が形にします。学生がやりたいことを自由にやらせてもらっている感じです。

私はまだミライ会議の企画を出したことはなくて、メインで動いている学生スタッフの井上友翔さん平田 空海弥さんのアシスタントとして、受付や司会をしたり活動レポートを書いたりしています。

井上さんや平田さんはやりたい案のストックを常に3つも4つも持っているんです。企画して、前に立って主導しつつ、後輩スタッフに「〇〇やってみなよ」と気配りしている姿はカッコいいですし、学ぶことが多いですね。

井上さんはもうすぐ卒業なので、私と同じ2年生の学生スタッフと今後のことも話しています。二人で切磋琢磨し、井上さんや平田さんのような頼れる存在になりたいですし、いつかは自分で企画してみたいです。

ミラプロの大人たちは、私の理想

――ミラプロに参加して学んだこと

私は、中心になって動くタイプではなかったのですが、積極的になったし、人前でもしゃべれるようになりました。自分に変化が生まれてきたと思います。

また、経営者と接点を持てたことも大きな収穫です。「社長」という存在に憧れがあり、アルバイトでも責任のある仕事をするのが好きなので、いつか起業したいとずっと思っていました。ミラプロでは、以前は遠い存在だった「社長」と話したり、実際に起業した方やこれから事業を始めようとする方の話を聞いたり。すると、自分も夢を実現したいという気持ちがよりいっそう強くなったんです。

いろいろな経験をされてきた社会人のみなさんは、自分の経験談を惜しげもなく共有してくださいます。私が今まで見てきた大人の中には、 自分が不利にならないように動く人も多いというイメージを持っていました。

でも、ミラプロに集まっているのは「支援してあげよう」「背中を押してあげよう」と本気で思っている方ばかり。「自分さえ良ければ」なんて大人はいません。身内でもない学生のことを真剣に考えてくださっていると感じます。困っている学生や夢を実現したい学生には、アドバイスもしてくださるんです。

ミラプロの大人たちの考え方や在り方を知れたことも、参加してよかったことの一つです。「こういう考え方ができる大人になりたい!」と思うようになりました。 

ミラプロを知らない人が多くて、もったいない

――学生から見た、ミライ企業の魅力

ミライ会議は「会議」と付くのでみんなで話し合うイメージを持たれるかもしれません。実際は、社会人が学生の質問に一対一で答える時間もあります。自分の中でまだ定まっていないことでも、何となく話してみると親身に答えてくださるので、「やりたいことをやってみよう」と思えたり、目標や課題が明確になったりします。

ミラプロキャプテンの増本 和香さん(「株式会社やりまっせ」)が考えた「WAKAWAKAトーク会」はお題が決まっているので話しやすく、誰とでもコミュニケーションがとれるようになっています。初参加で馴染めないと感じがちな学生も、 けっこう楽しめるんですよ。

ミラプロは、いろいろな経営者や社会人や学生がいて、普通だったら聞けない話が聞ける「めっちゃ楽しい」場所です。こんなに素晴らしい経験が出来るのに、学生にあまり知られていないんです。すごく素敵な考え方を持った大人たちが集まっているので、ミラプロのことを知らない人が多いのはもったいないと思いますね。

そして、ミラプロには背中を押してくれる大人もいます。宮平 崇さん(株式会社Dreams 代表取締役社長)は「やりたいことは、とことんやろうよ」というタイプで、話をすると私の悩みや弱い部分も解消されるよう。そして、ミラプロのパパのような佐々木さんからは、安心感を感じています。心がきれいな人がたくさん参加しているのがミラプロの最大の魅力です。

ミラプロの経験を通して、今後実現したいことは?

関西以外にもミラプロを広めるべくイベントの企画や活動を行い、ミラプロの魅力をたくさんの学生に知ってもらいたい

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