直感を信じて飛び込んだミラプロ。キラキラした社会人と出会い人生が変わった

大下 蓮さん

今年度は学生スタッフ代表が2人体制となり、平田 空海弥さんとともに共同代表を務めるのが大学4年生の大下 蓮さんだ。自身のことを「すごく臆病で慎重派」と表現しながらも、「ミラプロに参加して行動的になった」とポジティブに話してくれた。社会人と学生が学びあえるミライ会議をつくろうと活動する大下さんの熱い思いを聞いた。

ミラプロを通じて得た数々の出会いや経験、可能性

――ミラプロに参加したきっかけは?

大学2年生の5月に、出前授業でミラプロ代表の佐々木 研さん(CH)の話を聞いたことがきっかけです。佐々木さんの第一印象は「カッコいい」。佐々木さんの言葉にはパワーがあり、この出会いが自分の人生を大きく動かす予感がしました。

授業の最後にミライ会議の話を聞いて「今、一歩を踏み出さないとダメだ」と強く思い、「一緒にミライ会議に行こう。人生が変わろうとしているから」と、隣にいた友達を誘いました。大笑いされながらも、二人でミライ会議に行くことに。

実際にミラプロのイベントに参加してみると、尊敬できる人たちとの交流を通して視野が広がり、将来の展望や新たな可能性が開けました。僕は就職先が決まり、友人も人生が変わったようです。

もともとは「ほんまに大丈夫かな」と石橋を叩いて渡らないと不安になるくらい慎重派なのですが、ミラプロに入ってからは「行動するのは今だ!」という直感が働くようになり、すぐに動くことが多くなりました。

ミライスタディツアーで訪れた企業でも熱意ある社長からアルバイト募集の話を聞き、直感に従って迷わず手を挙げました。アルバイトは貴重な経験となり、行動して良かったと思っています。

素晴らしい出会いや体験ができているのはミラプロのおかげです。佐々木さんと出会ったときに自分の中に湧いてきた感覚を信じて正解でしたし、ミラプロには感謝しかありません。

――ミラプロでの活動内容

学生スタッフは発想豊かな人が多く、ミライ会議のアイデアがたくさん集まってきます。それらをまとめて、どのように実行していくか整理するのが僕の役割で、マネジメントの勉強にもなっています。武田 和也さん(株式会社TRUST Relation 専務取締役)にサポートしてもらいながら、今後のスケジュール調整や連絡対応を、学生スタッフの中島 帆香さんと協力して進めています。 

今年度は「社会人と学生の両者が学びあいたいと思える雰囲気づくり」を目標に掲げました。佐々木さんの出前授業のおかげでイベントに参加する学生はコンスタントに増えていますが、両者が学び合うためには社会人の参加をさらに増やすことが必要です。学生だけでなく、社会人にとっても楽しく学びになる企画をみんなで考えています。

経営者や社会人のすごさと学生の熱量、両者から刺激をもらえる

――ミラプロに参加して学んだこと

ミラプロに参画している経営者には、偉そうな態度の人や堅苦しい人はいません。社会人の方々も気さくで、自分たち学生と似た感覚を持っているんだなと思います。でも、やはりものの見方や立っているフィールドが学生とは違っていて、まだまだ超えられないなと尊敬しています。

佐々木さんや武田さんは俯瞰能力が優れていて、周りに目を配り、物事を適切に判断されます。必要なタイミングでさりげなくサポートされるんです。親しみやすい雰囲気と冷静な判断力とをあわせ持っていて、「すごいな」と憧れます。見習いたくて僕もがんばって「俯瞰」を意識するようになりました。

これまでの2年間は一般の学生としてミラプロに参加していましたが、今年度から学生スタッフ共同代表として携わるようになりました。今までも積極的に関わってきたつもりでしたが、学生スタッフになるとやるべきことや考えることが一気に増えました。

ミラプロは学生スタッフも意欲的で、特に中島さんは情熱にあふれていて。ミラプロの社会人を尊敬しているからこそ「もっと企業の方にも参画してほしいんですよ、もっとミラプロを大きくしたいんですよ」と熱心に語ってくれます。中島さんと一緒にがんばろうと思えたことも、僕が学生スタッフ代表を引き受けた理由の一つです。また、学生スタッフの多彩なアイデアに触れて「こんな風に考えるんだ」と刺激をもらっています。僕には思いつかないアイデアに驚きますね。

大人たちからも学生たちからも影響を受けて、日々学ばせてもらっています。

応援、肯定してくれるミラプロは自分の居場所

――学生から見た、ミライ企業の魅力

みなさんが惜しみなく若者を応援していて「何でも手伝うで」と言ってくださいます。また、「学生と一緒に学んでいる」という感じがあります。学生と一緒に楽しみながらさまざまなことを考え、自分自身も成長し、目標に向かって本気でがんばっているのがミライ企業の方々です。佐々木さんと初めてお会いしたとき「こんなにキラキラ笑う人を見たことがない」と思いましたが、ミライ企業のみなさんは本当にキラキラと輝いているんですよ。

年代や環境が異なるいろいろな人と話せる機会は、日常生活ではほとんどありません。その貴重な機会がミラプロで、社会人も他業種の人や学生と深い話ができる場だと思います。ミライ企業の方々はどんな話も肯定的に受け取ってくださるので、前向きになれるし、とても心地が良くて、僕にとって「自分の居場所」だと思える場所です。

ミラプロの経験を通して、今後実現したいことは?

就職後もミラプロに関わり、学生・社会人両方の視点からミラプロが続くように支えたい。ミラプロの質を高めて参画企業を増やし、学び多き場にしたい。

Top