ミラプロの「おもしろおかしい大人たち」との交流で指針が定まった夢

井上 友翔さん

2024年4月から学生スタッフ代表を務める井上 友翔さんは、前向きで落ち着いた印象の大学4年生。ミラプロの活動を通してよりポジティブになり、変化もあったという。井上さんが尊敬と親しみを込めて表現する「おもしろくて、おかしい大人たち」から、どんな影響を受けたのか話を聞いた。

自分が感じたミラプロのおもしろさをもっと伝えたい

――ミラプロに参加したきっかけは?

学園祭の実行委員をしていた大学3年生の夏、出前授業でミラプロ代表の佐々木 研さんが大学に来てくださったんです。ミライ企業プロジェクトの取り組みを学園祭に活かせないかなと話を聞いていて、佐々木さんはプラス思考の人だと感じました。

僕もプラスに考えるタイプなので共感することが多く、もっと話を聞きたくて授業後に声をかけました。そして、学生スタッフとしてミラプロに参加することになったんです。

――ミラプロでの活動内容

佐々木さんから連絡をもらい、株式会社Dreams 代表取締役社長の宮平 崇さんと3人で昼食を食べる機会がありました。その時、初めてお会いした宮平さんからポップコーンパパのインターンに誘われたんです。

今「やる」と言わないと、興味深い話を聞かせてくれる宮平さんともう会えないかもしれないと思いました。すぐに「やります」と返事をして、インターンを経験しました。

そして、月に一回のミライ会議では、名簿のチェックや参加費の管理といった受付業務、会場のセッティングなどを主に担当しています。

会議の企画は、株式会社やりまっせの増本 和香さんと、株式会社TRUST Relation 専務取締役の武田 和也さんを中心に、学生の考えも取り入れて決めます。キャプテンの増本さんが「やりたいことがあればいつでも言って」と意見を出しやすい空気を作ってくれるので、スタッフはいつでもやりたいことを提案できます。

7月は学生スタッフの企画が通りました。僕のグループは文化祭、ほかのグループは運動会やバーベキューをやりたいなど、学生ならではの意見が出ています。

ミライ会議に参加する学生は、ミラプロのおもしろさに気づいていますが、まだまだ知らない学生もいます。興味を持ってもらうための方法をもっと考え、魅力をどんどん伝えたいですね。

苦労すらも楽しむ大人たちを見て、よりポジティブになれた

――ミラプロに参加して学んだこと

もともとポジティブな性格なのですが、出前授業で佐々木さんの「自分の限界にフタをしてはいけない」という話を聞いて、もっとプラス思考になれたと思います。

自分で限界を決めてしまうと、次に進めません。ミラプロに参加していくうちにどんどんポジティブになっていきました。

それに、ミラプロには、「おもしろくて、おかしい大人」がたくさんいます。経営者や社会人、学生が集まるミライ会議で、大学では会えないような経営者に会えたり、普段聞けない話を聞けたりするので楽しいです。

経営者には大変そうなイメージがありますが、ミラプロに参画している企業の経営者は、みんな笑顔を絶やすことがなく、苦労すらも楽しんでいる感じがします。話をしていると、「経営者の方々よりネガティブになっていてはダメだな」と、自然とポジティブになります。

佐々木さんの誘いに、可能な限り参加しているうちに、フットワークも軽くなりました。

ミラプロには、学生だけで集まる場とは一味違う楽しみ方があります。おもしろい社会人が集まっているのだから、興味深い経験ができるに決まっています。

ミラプロでいきいきと行動する経営者を見る中で、「楽しくないと、仕事は続かない。働くことをどう楽しむかを大事にしたい」と、思うようになりました。今後も働く経験を積み、仕事の楽しみ方を教えられる社会人になりたいです。

立場や年齢関係なく、自由に話してみんなで楽しむ

――学生から見た、ミライ企業の魅力

社会人が考える内容に、学生の考えが加わることで柔軟性が出て、両者がうまく組み合わさるのがミラプロの良いところ。僕たち学生は知識や経験が増え、企業側は新しい世代の考えを取り入れられるという相乗効果が生まれ、ミラプロ自体が成長しています。

ミラプロには、決断力と行動力がある人が多くて、何かおもしろそうなことがあれば「次回は、それやろう」と言う人ばかりです。経営者には堅いイメージがありましたが、みなさんの柔軟さに気づきました。ウェルカムな人が多いので話しやすいですし、偉そうにする人はまったくいません。

ミライ会議の打ち上げや懇親会で、経営者と一対一で話をすると、もっと仲良くなれます。お酒をたくさん飲みながらでも親身になってアドバイスしてくださり、いつも「すごいな」と驚きます。

「ミラプロを卒業してからも、飲みに行こう」と言われているので、ずっと交流を続けたいです。

仲が良いといえば、誕生日の人を盛大に祝うことが印象的でした。お礼の気持ちも込めて、みんなで楽しく騒ぐんです。

ミラプロの経験を通して、今後実現したいことは?

祖父母の喫茶店を継承する。いろいろな人が集い、自由に話せるミライ会議のような場にしたい

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