若い人の成長する姿を見ることが採用担当としての喜び

〈株式会社コンピュータ技研 〉
総務部 兼 新価値創造室

大内 勇人さん

かつては同業他社で働いていたという大内勇人さん。多くの成長性ある企業がひしめくIT業界だが、以前の会社では、ある悩みを抱えていたという。「このままでいいのだろうか?成長できるのだろうか?」と自分自身に問いかけ、コンピュータ技研への転職を選択した大内さんに、理由と仕事へのこだわりをうかがいました。

仕事は難しい。でも考えるからこそ面白い

前職では同業界の企業で、採用担当をしていました。当時の悩みは、その会社にビジョンがなかったこと。就活の学生にとっても関心が高く大事なビジョンを、採用担当者として説明することができず、ストレスを抱えていました。そんな頃、かねてより親交のあった松井社長に悩みを相談したことが、転職のきっかけでした。松井社長とは、採用イベントの採用者同士の懇親会などで度々顔を合わせていました。メンバーも、ビジョンもしっかりしていることを知っていたので、コンピュータ技研で働くことを決めました。

松井社長は、いい意味で社長らしくない人。若手からも吸収しながら、柔軟な思考で行動します。そんな社長の周囲にいるメンバーは、やはり目指していることが一緒で、同じ方向を向いている。ともに進んでいる実感があります。

私の仕事は、採用が7割、新規サービスの企画が3割くらいの比率。採用担当としては、前の会社と異なり、学生に対してビジョンを語れるようになりました。ただ、理念やビジョンは、内容によっては、そのまま語るだけでは難しかったり、伝わりにくかったりもします。「個性を生かし合う」などは学生にすんなり伝わりますし、面白そうだと思ってもらえる。一方で、「世界に『0』をONする会社」などは、意味がわからずポカンとする学生も多いです。このため、ある程度は嚙み砕いて説明するようにしています。ただ、その意味を考える学生が、コンピュータ技研には合っているのでは?とも考えています。

私自身、新規サービスの企画では前例がないものに挑戦するため、試行錯誤の連続です。でも、興味のあることを考え、答えを探すクリエイティブな仕事だから面白い。採用の仕事も、やはり難しいことの連続です。入社しても馴染めず、辞める人はいて、そのたびに現場は疲弊します。この問題を減らしていくのも私の仕事の一つ。入社後に1対1で相談するなどで、コミュニケーションが途切れないようにしています。入社した人が、ビジョンに共感し、いきいきと働き、成長する姿を見ることが、採用担当としての喜びです。

“伝える”が自分の使命

いま、会社や社会が徐々に見えるようになり、「もっと会社に貢献したい」、「先導できる人になりたい」などの次のステップの目標や、「会社が変わり、良くなっていることをみんなに実感してほしい」といった想いが芽生えています。この仕事は、伝えるということがとても重要。同じことを伝えるにも、言葉の印象が違う。そんな難しさを日々感じています。
若い学生に向けて話すなら、なおさらです。私は、11歳の時に父親が亡くなり、お金にも苦労しました。父親がいたら、知らないことをもっと教えてもらえたのに、と思うこともあります。そんな経験をした自分だから語ることができることがきっとある。伝えること、そして新入社員が気軽に相談しやすい環境をつくることが、自分の使命です。

あなたにとって働くとは?

「自己表現」。だから一人ひとりが違っていてもいい。

Commentミラプロメンバーから見た大内 勇人さん

大内さんとはミライ会議を通じてご縁を頂き、現在は社員の同期形成の場である『路地裏会』を共にワクワクしながら楽しむ間柄。常に新しい事に興味を持ち、人とのご縁を大切にされている方だなぁと思います。仕事とプライベートをどちらも大切にされている人生観もカッコ良いなと、僕が憧れている大切な仲間です。

株式会社TRUST Relation武田 和也さん

社内の部活動の一環で同僚の方と漫才コンビを組まれ、M-1グランプリに出場されるのだとか。ご一緒させていただいているミラプロ路地裏会の活動中は一番積極的に、そして勢いよくさまざまなアイデアを出してくださいます。漫才の経験がこういうところでも活かされているのかも……一度ネタを拝見したいです!(笑)

株式会社明成孝橋美術薮内 奈穂さん
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