大好きな地元と自分を成長させてくれた会社のミライのために

〈山陽製紙株式会社 〉

立石 繁義さん

山陽製紙株式会社で働く立石繁義さんは「地元で就職したい」と面接を受け、入社後はやりがいと自分の成長を感じているとのこと。大好きなお祭りと地元、そして会社のために尽力しているという立石さんに、目指すミライについて聞いた。

その日の感覚で微調整しながら再生紙を創る

再生紙を創る機械のオペレーターとして、水の量や原料、機械の早さの調整などを行っています。原料を叩解(こうかい)して紙を創るのですが、再生紙なので原料は毎回異なり、湿度や温度によっても状態が変わります。途中で抜き取り検査をして「軽いかな、重たいかな」と紙の感触を感じ取って微調整していきます。紙の種類を替えるときには必ずロスが出るので、いかに少なくするかがオペレーターの腕の見せ所。ロスを少なくできたときはやりがいを感じるし、目標の良品率を達成できるとうれしくなります。

社内には委員会が組織されていて、僕は社風改善委員会に入りました。今期は委員長を務め、会社の裏の川掃除や草刈り、経営理念について勉強する「理念祭」の準備をする予定です。出前授業や工場見学を通して、小学5年生の子どもたちと一緒に勉強する「ドリカムスクール」の運営も行い、今年はSDGsの勉強をサポートしています。

大好きな地元での就職で、自分の成長を実感

学生時代は消防士になることを目指していましたが、地元企業への就職を視野に入れることに。地域のことやお祭りが大好きなので、地元で働くということが就職先を選ぶ条件の一つでした。「早く仕事しないと」と悩んでいたとき、実家のすぐ近くにある山陽製紙に求人募集があるかどうか、知人を通して尋ねました。その時は募集していなかったのですが、面接をしてもらえ、今に至ります。入社して11年目になりました。

現在所属している製造課は、実際に紙を創る会社の心臓部とも言える部署です。特にオペレーターは、紙の感触を見分ける力が必要とされ、確認することも多く、マニュアル通りにはいかない難しい仕事です。製造課に来た当初は、「覚えは悪い方ではないと思っていたのに、俺、こんなに仕事できないのや」とショックを受けました。上司に怒られたこともありましたね。

夜、仕事のことを夢に見るほどなのは、プライドや負けん気があるからかもしれません。今は後輩を指導する立場になり、些細な失敗はできないという自覚も生まれ、メモの取り方一つにしても成長したなと感じています。

オールラウンドプレイヤーを、そして上を目指す

大好きなお祭りで、頭(かしら)になるのが小さいときからの夢でした。1、2歳で法被(はっぴ)を着て祭りに参加していて、16歳からは祭りの組織に入り、一昨年に頭を経験しました。危険がないよう見守りながらも守り過ぎないことや、人によって届く励まし方や言葉かけが違うことに気づき、責任感や人を見る力がついたと思います。この経験が、仕事にも活かされていますね。

会社の特定の人しかできない作業は、その人が欠けると仕事が回らなくなります。滞りなく業務を進めるためにも、「自分がオールラウンドプレイヤーになる」と入社当時に宣言し、仕事に取り組んできました。やるからにはトップを志し、最終的には工場長を目指したいと思っています。

山陽製紙は67期を迎えましたが、地元の人にあまり知られていないと感じる場面もあり、会社や地元のミライのために何かできないかと考えています。川掃除も地元とつながるきっかけになるといいですし、ドリカムスクールは2026年から中学生を対象に実施します。 山陽製紙がある泉南市の中学校には、3つの小学校区から生徒が通っているので、より多くの子どもたちが会社に興味を持ってもらう機会になるのではと期待しています。

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