株式会社コンピュータ技研の大内です。近畿大学の1回生を対象としたゼミにて、大内のキャリアについてお話をしました。
大内のキャリアとは「筏下りのキャリア」です。
キャリアと聞くと「目指すべく山=目標が明確でなくてはならない(山登り)」というイメージがありますが、筏下りのように川の流れに身を任せて、そこから生まれる偶然の機会をうまく乗りこなしてキャリアを築いていく。それも立派なキャリアだという話を中心にお伝えしました。
筏に乗って、川を下る中で人と出会い成長し、経験を重ねる中で自分と出会っていく。そうすることで登るべき山が見つかる。そんなキャリアもあるということです。
また、この筏下り。すなわち偶然を味方につけて、その偶然の機会を利用して自分と出会っていくという考え方は大学生活でも役に立つということもお伝えしました。
好奇心旺盛に、いろいろな授業や取り組みに参加することで、自身が興味のあること、情熱が湧き出ることに気付ける。そうやってさまざまな機会を通して自分と出会っていくことの大切さをお話しさせていただきました。
今後、学生たちには意図しない偶然も訪れるでしょうが、さまざまな偶然に対して好奇心旺盛に、そして、その中で失敗しても好奇心を忘れることなく、柔軟な思考で楽しみながら学生生活を歩んでもらいたい。そんな想いを少しでも伝えたいという意気込みでお話をさせていただきました。