無難に生きるのは魅力的ではない。そう考える人格者を増やしたい

〈株式会社アンビシャス 〉
取締役 営業部長 兼 東京支社長

清水 昭安さん

大学生の頃、「真の経営者を輩出する」というビジョンに惹かれ株式会社アンビシャスで半年間のインターンシップに参加。同社初の新卒社員として入社以来、変わらぬ志を胸に会社の業績を牽引し、2019年には取締役に就任した清水さんに話をうかがいました。

生き方のかっこよさに惹かれて

卒業後は大企業に行こうかなとぼんやり思っていた大学生の頃、あるNPOのイベントで中小企業の経営者と接したところから僕の人生は変わり始めました。生き方がかっこいいと感じる経営者が多かったなかで、ひときわ魅力的だったのがアンビシャスです。「真の経営者を輩出したい」という会社のビジョン、そして何より「志の高い人格者を輩出することによって、社会に貢献する」という理念に共感したんです。

その後、半年間、週3〜4日のペースでインターンシップに参加。子どもの頃から、父が経営者として生き生きと仕事をしている様子を見ていたので、経営者という仕事にはいい印象を持っていましたが、それが明確な目標になったのは、当社でインターンをするようになってからだと思います。

そのまま当社に新卒で入社をすると決めたのは、創業者や社長の生き様に惚れ込んだところが大きいですね。意思決定にせよ立ち居振る舞いにせよ、私利私欲にもとづいていない。人格者であるために、自分で襟元を正そうとする。二人のような大人になりたいと素直に思ったんです。

無難に生きるのは魅力的ではない

新しく立ち上げる東京支社の支社長に任命していただいたのは、入社7年目を迎えた2019年のことです。早く経営者になりたいと思って仕事に取り組んできたので、その目標に近づけることがうれしく、二つ返事で引き受けました。

東京支社ではこれまで社長から学んできたことを忠実に再現していったからか、それほど大きな壁にぶつかることもなく、東京支社を育ててこられたように思います。現在、東京支社で働く社員は十数名。大阪から連れてきた一部の立ち上げメンバーを除いて、東京支社立ち上げ後に採用した社員が大半なので、会社の理念を伝えて土台をつくるところから経験できてよかったと思います。

そういう挑戦ができるのも、失敗を許容する風土が当社にはあるからでしょうね。たとえばお客様からお怒りの電話をいただいたとき、果敢に挑んで炎上させてしまったとしても、その社員が責められることはありません。むしろ、逃げ腰になって立ち向かわない方が怒られます。「無難に生きるのは魅力的ではない」というマインドをはじめ、人として大切にすべき考え方や哲学を皆に持ってもらうことが、支社長としての僕の務めです。

「あるべき論」にとらわれていた

と言いつつも、僕自身、2019年に取締役に任命いただいたのをきっかけに、失敗を恐れて守りに入ってしまった時期があります。役員の教科書みたいな本も乱読したりと、「役員たる者、完璧でなくてはならない」という“頑丈な鎧”を身に纏っていたんです。

そんな僕の勘違いに気づかせてくれたのが創業者の田中の「魅力的ではない」という一言でした。「社長の徳永くんも十数年やってようやく今やからな。清水くんまだ役員一年目やろ?何も期待してへんで」そう言ってもらえたことで、肩の荷が下りて、人を頼れるようになったんです。

といっても、会社の理念を達成するために、さらなる高みを目指していきたい気持ちは変わりません。人として魅力のある志高い人格者を輩出するという成果、そして業績を伸ばし続けるという成果、両方で成果を残すことで「真の経営者になる」という目標に一歩ずつ近づいていきたいと思っています。

あなたにとって働くとは?

人財を育て、世の中に貢献することだと思います。

Commentミラプロメンバーから見た清水 昭安さん

出逢いは10年前。インターン経験のある清水さんが学生アルバイトとして復帰されるタイミングでした。社長と社員1名、学生数名(僕らを含めて)という規模感だった当時は、部活のように毎日がむしゃらに突っ走っていましたね。当社もここ5年ほどで急成長していますが、その成長を社長とともに牽引しているのが清水さんです。

株式会社アンビシャス大川 政輝さん

アンビシャスの理念を体現している清水さんを尊敬しています。2014年、当社のインターンシップに参加した時から、清水さんには、直属の上司としてお世話になっています。まだまだ遠い道のりですが、清水さんのように当社の理念の伝道者になるべく日々邁進中です。人や仕事と向き合う姿勢をこれからも勉強させてください。

株式会社アンビシャス井原 義人さん
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