介護・治療・予防の特殊食品を人々に届けて健康をつくる

三嶋商事株式会社

学生
インターン
募集中

病院や老人福祉施設向けに介護食や治療食などの特殊食品を販売する「三嶋商事」(堺市中区)。2008年から、在宅療養者向けにネット販売を行い、2013年12月より中国、香港など海外にも販売網を広げている。顧客のQOL(生活の質)向上を目的とし、「顧客が本当に求めているものを理解して提供したい」と話す三嶋賴之社長の目指すミライについて聞いた。

代表取締役社長三嶋 頼之さん

医療の輪の中にいる自覚を持ちながら

――事業の目的は? 

当社の理念は「地域医療に貢献できる企業になる みんながハピネス」です。特殊食品は、必要な人にとっては、なくてはならない大切なもの。医療の輪の中にいる自覚をもちながら、各地域の患者さんに商品を届けていきたいと考えています。また、当社は新たに、予防食にも取り組み始めました。医療と介護と予防。これらを合わせ、より多くの人の健康をつくることができる会社を目指しています。

会社を引き継いだ当時は、社員が定着せず、なかなか専門的な知識を積み上げることができませんでした。特殊食品の事業は人の健康につながる重要な産業ですが、すべての社員が最初から理念を目的に集まるわけではありません。大切なことは、理念を共有し、行動や思いを一致させていくこと。そこで、私の中にあった、会社のあるべき姿をまず理念とし「地域医療に貢献できる企業になる」としました。「みんながハピネス」は後に、コアバリューを策定した際に追加したものです。お客様はもちろんのこと、社員も含め皆が幸せになれる会社づくりを一歩ずつ進めています。

知識は仕事だけでなく身近な人にも役立てる

――目的を果たすための方法は?

お客様の幸せにおいては、QOL(生活の質)向上が非常に重要だと考えています。疾患を持つ人や不自由な人のQOL向上を食事で実現したい。「おいしく食べる」喜びに加えて盛り付けなどにもこだわった「楽しく食べる」喜びをご提供すべく、盛り付けコンテストを実施するなど、QOL向上につながるちょっとした工夫を、常日頃から心がけています。

社内では、QOLを高めていく取り組みとして「みしまの日」を実施しています。正社員全員が参加し、直近1ヶ月の間に体験したQOL向上エピソードを発表する機会を1ヶ月に一度設け、投票で月間最優秀賞を決めるものです。最近のエピソードでは、社員が、学んだことを身近な人に役立てた事例がありました。社員の友人の親戚がガンになり、栄養についての説明や、不足する栄養の取得方法などを教えたところ、非常に喜んでもらい、後にその人と会ったときにも、そのことを感謝されたそうです。若い人たち本人にとって介護や病気はまだ縁遠いことかもしれませんが、得た知識が親や兄弟、身近な人のいざという時に役立つことは社員の幸せにもつながると考えています。

知識向上のために、食品メーカーの人をセミナー講師として招く「みしまの研究室」は、コロナによってリアル開催ができなくなりましたが、ウェブ方式に切り替えて再開しました。現在は1か月に一回。がんの食事療法や、ココナッツオイルの勉強会、介護食の調理方法など、テーマを決めて開催しています。オンラインにしたことで、社員だけでなくお客様にも見ていただけるようになり、これまでとはまた違った広がりを感じています。

社員が自分の会社を好きにならないと、商品や企業は継続的に良くなりません。このため、将来的なブランディングも見据えて、2020年にインナーブランディングに着手しました。これまで、チームワークを高めるための社内イベントに力を入れて来ましたが、新型コロナ影響によって社内でリアルのイベントが減少したこともあり、社内報での情報発信・共有によって、コミュニケーションのきっかけを生み出しています。

失敗を恐れずチャレンジして成長をつかむ

――実現したいミライは?

高齢者の5人に1人が低栄養状態にあると言われている今、国も介護食や治療食など、特殊食品の普及を後押ししています。背景にあるのは医療費の問題。高齢者がしっかりと栄養を摂り、健康寿命を延ばせば、医療機関を受診する人が減り、医療費も抑制できます。特殊食品はこれからますます必要とされる商品なのです。

加えて、新たに参入した予防分野では、今年、オリジナルの弁当を11種類提供し始めました。開発はかなり苦労しましたが、結果として納得できるものに仕上がりました。インスタグラムでコンテストしプレゼントなども実施したところ、詳細な感想などを送ってくださる方もいて、お客様との直接のやりとりが励みになっています。商品の認知度をさらに高め、市場に浸透すれば、多くの人の健康寿命を延ばすことができます。

商品開発には時間や知識が必要で、容易に増やせるものではありませんが、徐々に種類は拡大していく計画です。常に新たなことにチャレンジする会社でありたい。しかし、若い子たちは真面目なだけに、先に失敗しないよう、つい考えてしまうようです。このため社員には「失敗してもいい」と言っています。動き出さないと成長にはつながりません。ボクシングでも手数が大事。社員には、チャレンジの数をどんどん増やしてほしいですね。

コロナによる制約があっても、企業や人はつながり、商品やサービスを作らなければいけません。常に最善を尽くし、お客様に「三嶋商事から商品を購入して良かった」、社員に「三嶋商事に入社して良かった」と言ってもらえる会社を目指しています。

学生とともに実現したいこと

インターンでさまざまな経験をしてもらい、新鮮な目で当社を見て、私たちに新たな気づきを与えてもらいたい。

Commentミラプロメンバーから見た三嶋商事株式会社

社員のみなさんにハピネスを届けるために創意工夫されている三嶋社長の優しさが大好きです。会社にいつ伺っても、みなさんが丁寧に対応してくださいますし、雰囲気もなごやか。特に見習いたいのは、会社のコアバリューが浸透している企業文化です。毎年発刊されるCULTURE BOOKを読んで、とても羨ましく感じています!!

株式会社TRUST Relation 代表取締役社長田井 大介さん

何度か社員さんのルート営業に同行させてもらったことがありますが、取引先の病院関係の方々から深く信頼されていることが伝わってきました。社員のみなさんがとても勉強熱心なのは、「地域の医療に貢献する」という会社の理念が深く浸透しているからでしょう。三嶋社長の、社員さんへの愛情が溢れている本当に素敵な会社です!

株式会社ココウェル 代表取締役社長水井 裕さん

Profile会社情報

会社名

三嶋商事株式会社

所在地

〒599-8237
堺市中区深井水池町3178

電話番号

072-276-7177

スタッフ数

39名(※パート・アルバイトを含)

事業内容

特殊食品の卸売業を主要事業として、介護食・栄養補給食品・たんぱく調整食品・低カロリー食品・非常用食品の病院、老人福祉施設、在宅への販売業務

Webサイト 採用サイト

Features企業のらしさ

  • 社会的理念力

    • 理念の明確性
    • 理念の浸透性
    • 社会(地域)貢献性
  • 自律協働型組織力

    • 人材育成
    • 関係性
    • 多様性
  • 持続的革新力

    • 独自性
    • 収益性
    • 顧客志向
    • 戦略性
    • 協働性
Top